CloudBeesが動的時間計算機能をリリース、分析機能を強化

分析ソリューションの大手プロバイダーであるCloudBeesは、分析レポートに新しい機能「Dynamic Time Calculations」を導入した。この革新的な機能により、ユーザーは特定の場所と時間の分析ニーズに合わせてカスタマイズされたレポートを表示できるようになり、プラットフォームの全体的な使いやすさとインサイト生成機能が向上する。

Dynamic Time Calculationsは、ユーザーのプロファイルにユーザーのタイムゾーンを自動的に設定する。つまり、分析レポートで提供される全ての分析情報は、ユーザーの特定のタイムゾーンに従って解釈（例：ソフトウェアデリバリーアクティビティーレポートで、コミット傾向チャートにユーザーのタイムゾーンに固有のデータが表示）される。この機能は、同じチャートを異なるタイムゾーンで表示すると異なる結果になる可能性があるため、データの解釈に大きな影響を与える可能性がある。

自動タイムゾーン設定に加えて、ユーザーは優先タイムゾーンを手動で設定することもできる。これを行うには、ユーザー名の下の「User Profile」セクションに移動し、「Set time zone automatically」オプションの選択を解除する。その後、ユーザーは利用可能なオプションから優先タイムゾーンを選択できる。

CloudBeesは、分析レポートに新しい定義済み時間フィルターも導入した。これらのフィルターには、「過去7日間」、「過去30日間」、「過去90日間」が含まれており、ユーザーは日次、週次、月次アクティビティーを継続的に集計して測定できる。特定の分析ニーズを持つユーザー向けに「Custom range」オプションも提供されており、ユーザーはレポートの開始日と終了日を選択できる。

これらの機能強化は、CloudBeesが提供する5つの分析レポート全てで利用できる。同社は、質問がある場合はSlack経由で問い合わせるか、サポートチームにメールで問い合わせることができる。

CloudBeesは分析レポートの革新と改善を続け、ユーザーにさらなる柔軟性とカスタマイズオプションを提供している。Dynamic Time Calculationsと定義済み時間フィルターの導入は、ユーザー エクスペリエンスを向上させ、価値ある実用的なインサイトを提供する。

出典：CloudBees